記者:ファミサポがなかったら?

ファミサポの依頼会員 初鹿野 誠一さん:
おそらく職も変えていたと思うし、正直こんなに生活ができていたかどうかも分からない。サポートしていただいたおかげで何とかなってきた。

支えた1人が、笛吹市のファミサポのセンター長 星合優里さんです。

ファミサポの依頼会員 初鹿野 誠一さん:
子どもを学校に迎えにいってもらって星合さんのお宅でご飯を食べさせてもらって、仕事が終わったら星合さんのお宅に迎えに行くような形でサポートを受けていた。

星合さんら協力会員から約6年間のサポートを受けられたことで、仕事を変えず子育てとの両立ができたそうです。

笛吹市のファミサポ センター長 星合優里さん:
私も子どもが小さいころ残業の時に預かってもらっていた側だった。自分が手が空いて自分の子どもも学童に行っていたし、迎えに行くついでに一緒に。家族が増えた感じで楽しかった。

ファミサポの依頼会員 初鹿野 誠一さん:
子育てで切羽詰まってしまう人もたくさんいるので、僕も一人でやっていたらそうなっていたかもしれない。本当に感謝している。

子育てに地域の人が大きな役割を果たす取り組みですが、課題に直面しています。