26日、ロシア国防省が公開した動画には、ショイグ氏が軍を視察する様子が…
反乱後、初めての姿です。ただ映像に音声はなく、詳細は不明です。

ベラルーシ大統領府は、ルカシェンコ大統領がプリゴジン氏と協議し、進軍をやめることで合意したと明らかにしました。

ロシアの大統領報道官によると、『プリゴジン氏の刑事事件は取り下げられ、ベラルーシに向かうだろう』ということです。

防衛省 防衛研究所 兵頭氏
「ルカシェンコ大統領も、プリゴジン氏とは20年近い関係を持ってきたんだろうと思います。 今回、ルカシェンコ大統領が仲介したので、プリゴジン氏もそれを受け入れることができた」

ロシア国民は今回の反乱をどう受け止めたのでしょうか?

モスクワ市民
「(プリゴジンは)ばか野郎だ。戦争に参加していながらロシア軍と戦うなんて」

ロストフ州の住民
「ワグネルは正しい。彼らは命をかけている。公正さが必要だ」

ウクライナ国内でも受け止めを聞いてみました。

ウクライナ国民
「プリゴジンも同じ犯罪者だが、反乱は喜ばしい。戦争が早く終わるかもしれないし、ロシアは国内の問題に取り組むと思います」

またゼレンスキー大統領は、今回の反乱について、アメリカのバイデン大統領と電話会談。『プーチン政権の弱さが露呈した』と話しました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ロシアの侵略が長引けば長引くほど、ロシア自体の劣化はさらに進む」