岸田総理は総理官邸で障害者の職業技能を競う国際アビリンピックの金メダリストの中川直樹さんと面会し、内閣総理大臣表彰を送りました。

岸田総理
「今回のメダル獲得を一つの契機として、さらに中川さん自身も、技術の高みを目指して頑張っていただきたいというふうに思いますし、同時に後進の指導を含め、日本のこの技術向上に向けてのご貢献頂くことを大いに期待したいと思っています」

中川直樹さん
「アビリンピックという大会が、あまり広くは知られていない大会なんですけれども、これをきっかけに少しでもたくさんの方々に希望と勇気を持っていただきたいと思っております」

「国際アビリンピック」は障害者の職業技能を競う大会で、聴覚障害を抱える中川さんは、人工材料を使用し義歯を作成する技術を競う競技=「歯科技工」で、国際大会初となる金メダルを獲得しました。

岸田総理は「技術者を目指し、仕事に励む障害者にとって大きな目標であり、励みになる」と中川さんの活躍を讃えました。