山形県議会6月定例会は26日、代表質問が行われ、一部で運休が続くJR米坂線の復旧のめどについて問われた吉村知事は、JR側から「復旧の進め方について示されていない」として、早期の復旧を求めていくと強調しました。

去年8月の大雨で、山形県長井市の今泉駅から新潟県の坂町駅の間で運休が続くJR米坂線。
JRは今年4月に復旧には、およそ86億円の費用がかかり、工事の期間は5年程度かかると示しています。

26日の県議会で米坂線の復旧や費用負担について問われた吉村知事は。
山形県・吉村美栄子知事「被災状況や工事費用の概略について説明はあったものの、今後の進め方などについての相談はいまだなされていない状況にある」
県はJRから具体的な進め方が示されていないと強調し、一日も早い復旧に取り組むよう求めていくとしています。
また、費用の負担については、「米坂線が地域活性化に果たす役割や復旧後の利用拡大なども踏まえた上で検討する必要がある」などと慎重な姿勢も示しています。














