弾力性のある飛び板を使って、3メートルの高さから飛び込む…どのくらい難しいのか。前野智郎アナウンサーも特別に体験させてもらいました。

BSN前野智郎アナウンサーも特別に体験させてもらうと…

【前野智郎アナウンサー】
「3メートルの飛び板です。かなり弾みますし、高さを感じます。腰が引けます」

荒木選手とペアを組む栃木県の須山晴貴(すやま・はるき)選手(25)とは、動きがシンクロしていて、3メートルの落水までに3回転半。入水も水しぶきが少なく息ぴったりだといいます。

同じ飛び込みチームの子どもたちは…

【長岡ダイビングクラブの子ども】
「めっちゃ入水うまい」
「真っ直ぐいれると点が高くなる」
「入水とかめっちゃ足もきれい」
「かっこいい先輩」

荒木選手は7月、福岡で開催される世界水泳が控えます。3位以内に入るとパリオリンピックの内定が決まるのです。

【荒木駿図監督】
「監督としての立場、そして兄としての立場、それぞれの責任を全うしながら、残り1か月しっかり指導していきたいと思います」

新潟県内初の『板飛び込み』でオリンピック出場へ…

【荒木宥図選手】
「昔はオリンピックっていったら夢だったんですけれど、もう今は、世界水泳で3番に入ればワールドカップでは3番に入れたので、もうその手に届くような近さにあると思うのでもう見えてますね、オリンピックは」

兄弟で世界の舞台でメダル獲得を狙います。

荒木選手を取材して、兄弟だからこその2人の関係性。これが強さの秘訣なのかなと感じました。また荒木選手、アニメや漫画が大好きだということでオフの日は、コーヒーを飲みながら、アニメや漫画、映画を見て息抜きをしているそうです。

世界水泳は7月14日、福岡市で始まります。
荒木選手が出場する『飛び板飛び込み』は、15日に開催されます。