指導するのは荒木選手のお兄さん・荒木駿図(はやと)監督です。

【荒木駿図監督】
「兄弟だからこそ、さらに奥深くまで、ちょっと心を探りながらお互いに会話しながら、確かめ合うことができる」

3兄弟の末っ子で生まれた荒木選手。
小学1年生のころ、兄・駿図さんの影響で飛び板飛び込みを始めました。
【前野智郎アナウンサー】
Qお兄さんはどんな存在ですか?
【荒木宥図選手】
「兄として自分の中では接しながら練習しているので、基本的に気持ちは楽な感じ」

そんな駿図監督から見る荒木選手の強みは…
【荒木駿図監督】
「各国の選手見ていますけど、世界一の同調性を持っているペア」

飛び板飛び込みの採点は大きく分けて二つ。
高さや姿勢の美しさが問われる「個人演技」、そしてペアの息が合っているかが問われる「同調性」です。
この「同調性」が抜きん出ていると、駿図監督は見ています。
【荒木駿図監督】
「息があっているポイントがとても高くて、手先から足先まで細かい動作もすべてシンクロして、マッチした動きをしている」