長野県と富山県の境にある立山黒部アルペンルートの黒部ダムで、きょうから観光放水が始まりました。

毎秒10トン以上。日本一を誇る高さ186メートルのアーチ状のダムから吹き出す大量の水が、水煙を上げながら峡谷へ舞い落ちていきます。

アルペンルートの富山県側にある黒部ダムでは、きょうから観光放水が始まり、その迫力ある姿を目に収めようと、国の内外から大勢の観光客が訪れています。

「すごい迫力でびっくりしている」
「感動します。本当に」

今シーズンの観光客の数は、昨年度と比べておよそ1.8倍、コロナ前の2019年度の75%ほどまで回復していて、台湾を中心にアジアからの観光客も増えています。観光放水は10月15日まで行われます。