■MLB ロッキーズ ー エンゼルス(日本時間24日、クアーズ・フィールド)
エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地で行われたロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席で、3試合ぶりとなる25号ソロを放ち、日米通算200号を達成した。
2-2の同点で迎えた5回、先頭で打席に立った大谷は、ロッキーズ先発K.フリーランド(30)から4球目チャンジアップをライトスタンドに運び、勝ち越しのホームランとなった。さらにM.トラウト(31)も16号ソロを放ち、2者連続アーチで4-2とリードを広げた。大谷は6月10本目、“トラウタニ弾”は今季7度目。
18日のロイヤルズ戦でMLB通算150号(今季23号)を放った大谷は、翌日の同カードで2戦連発となる日米通算199号(24号)に到達し、200号に王手をかけた。
前試合(22日・ドジャース戦)では、今季15度目のマウンドで7回1失点も3敗目を喫し、打者としては2試合連続の無安打に終わったが、この日、通算1047試合目(日本ハム403試合、エンゼルス644試合)で節目の記録を達成した。
MLB日本人選手で最近の200号達成者は、同級生のカブス・鈴木誠也(28)が5月18日のアストロズ戦で記録。NPBでは昨年6月に山川穂高(西武)が113人目として200号に到達。
この日大谷は、初対戦となったフリーランドに対し、第1打席ではインコースのボールを弾き返し、センターへの二塁打。3試合ぶりのヒットをマーク。第2打席は無死一塁の場面で初球を打って中飛に倒れたが、第3打席は自身の25号で勝ち越しを決めた。