モノの値上がりは、「食品」だけでなくホテル代など「サービス」にも本格的に広がってきました。家計負担はこの2年で20万円増えるという試算も出ています。
買い物客からはきょうも…
買い物客
「割安のものがなくなった、あきらめてますね」
「(たまご)100円台で買えることがあったが、もう見たことがないんで。300円とかするのがあたりまえだなって」
止まらない値上がりに“あきらめ”の声も。
きょう、発表された5月の全国の消費者物価指数(生鮮食品除く総合)。去年と比べて3.2%上昇しました。
急激なインフレで一時10%に迫っていたアメリカの物価上昇率はFRBの度重なる利上げなどにより5月は4.0%に。
一方の日本は政府の電気ガスの負担軽減策で1%程度押し下げられているものの、これを除けば日米の物価上昇率が逆転した計算です。
日本の物価上昇の主役は食料です。生鮮食品を除く食料は47年ぶりの歴史的な上昇幅に。
記者
「こちら、たまご売り場ですが、258円とかかれたMサイズのたまご、すべて完売しています」
特に深刻なのはたまごです。鳥インフルエンザによる影響で1年前より35.6%上昇しました。
アキダイ 秋葉社長
「注文しても発注制限、たとえば1日100パックだけですよ、みたいな状況」
卸売価格は4月以降、過去最高値が続いています。
「食品」に加え、値上がりが目立ってきたのは「サービス」の価格です。
都内のホテルでは…
こちらでは宿泊料を4月から500円から1000円値上げしました。その一因となっているのは人手不足です。
ベッセルイン高田馬場駅前 宇野裕介 副支配人
「応募が来ないという現状がありまして、採用に至らないケースが多く難航しました」
当初、時給1100円でスタッフを募集しましたが、集まらず。最終的に時給1350円に上げて外国人5人を含む13人を採用しました。
ベッセルイン高田馬場駅前 宇野裕介 副支配人
「人件費の高騰、また昨今の原材料の高騰については、そのまま宿泊代に転嫁、上乗せさせていただいている」
5月の消費者物価でも「サービス」価格は1.7%上昇。「食品」に加え「サービス」にも広がる物価高。今年度の家計負担はおととしより平均で20万円程度増えるとの試算もあります。
きょう、外国為替市場は1ドル=143円台まで進み、7か月ぶりの円安水準に。
円安は輸入品をはじめ、さらなる物価上昇につながるため、物価高が長期化するおそれがあります。
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