快進撃が止まらないエンゼルス・大谷翔平選手のふるさと、岩手県奥州市で23日、記念の品物を集めた企画展が始まりました。

 ホームランを打った時にチームメートから被せられる「祝福の兜」のモデルに大谷選手のサインも入った侍ジャパンの記念キャップ。奥州市の胆沢文化創造センターで23日始まった大谷翔平選手の企画展は、WBC優勝の祝福とこれからの活躍へのエールを込めて市が企画したものです。
 会場には新聞記事のパネルや人形、サイン入りボールなど市のほか、企業・個人から借り受けた合わせて50点ほどが展示されています。
 兜やキャップだけでなく、WBC・MVPの記念バットやサイン入りの水沢ダウンなどどれも貴重なものばかりです。

(胆沢文化創造センター 岩渕栄子館長)
「一堂に会して展示することはなかなか今までなかったので、これを機会に皆さんに見ていただいて、大谷翔平選手の活躍を胸に抱きながらご覧いただけたらと思います」

 胆沢文化創造センターでは7月9日、侍ジャパンを率いた栗山英樹さんの講演会を予定していることから会場には栗山さんのサイン入りグローブも展示されています。
 この企画展は7月2日までは胆沢文化創造センターで、7月4日から8月20日までは水沢江刺駅で行われます。