病院以外に身元を明かさず出産する「内密出産制度」を導入している熊本市の慈恵病院が先月、新たに2人の内密出産があったことを報告しました。

慈恵病院によりますと先月、2人の内密出産があったということです。慈恵病院での内密出産はこれで11例目となります。

内密出産をした2人はいずれも県外に住む女性で病院で出産したあとに心情の変化から病院に身元を明かしたということです。

また、内密出産で生まれた赤ちゃんはこれまで児童相談所を通じて乳児院に預けられることがほとんどでしたが今回報告された2人の内1人は民間の特別養子縁組をあっ旋する団体から、県外の家庭に養子縁組の手続きが進められています。

慈恵病院 蓮田健 院長「今回初めて直接(特別)養子縁組のご夫婦のところに託されました」

慈恵病院によりますと特別養子縁組の手続きが進められている赤ちゃんの母親は「子どもとの縁を切らず、成長を見届けたい」と話しているということです。