国の支援で「国際競争力」強化

リフトでつながることになる「アルツ磐梯」と「猫魔スキー場」を含むエリアが6月19日、国の「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業」を進める地域として内定を受けました。今後、国や地域の後押しを受けて海外からの誘客を進めることになります。

この事業は、国内のスキー場などに海外からの観光客の誘致を促すためのもので、指定されると事業にかかる費用の半分ほどを国から補助金として受けることができます。

指定されるためには地域が一体となって取り組んでいることや、スキー場のインフラ整備、外国人に対応可能なインストラクターの確保などが必要です。

選ばれた会津地域の事業では、今回のリフト建設のほかにも外国人観光客のための多言語の看板や、スキー場内でのWi-Fiの設置、タクシー、バスの二次交通の整備などに取り組んでいます。

スキー場の国内需要が頭打ちのなかで海外からの観光客インバウンドに地域の活性化の期待がかかります。