国内最大級のスキー場がこの冬、福島県内に誕生します。磐梯山麓にあるアルツ磐梯と猫魔スキー場をつなぐリフトの建設工事が6月末にも始まることになり、冬の観光需要の拡大に期待がかかります。
磐梯山に連なる山をはさんで南にあるアルツ磐梯と、北にある猫魔スキー場が、この冬つながります。
全国でリゾートホテルなどを展開する星野リゾートは、磐梯町のアルツ磐梯と北塩原村の猫魔スキー場をつなぐリフトの建設工事を6月末にも始め、今年12月ごろから運用を始めることを明らかにしました。
星野リゾート磐梯事業所・森本剛総支配人「会津エリア全体のスキー客、スキー旅、この需要を拡大させていくことが今回のリフト建設の一義的な目的でございます」
2つのスキー場の往来は、これまで車で1時間ほどかかっていましたが、連結リフトによっておよそ7分で行き来ができるようになります。
今後は、2つのスキー場が、ひとつのスノーリゾートとして運営される予定で、リフト13基、33コースからなる国内最大級の規模のスキー場が誕生します。星野リゾートは、関係する自治体と連携しながら観光需要の拡大や海外からの観光客、インバウンドの誘致に取り組むことにしています。
星野リゾート磐梯事業所・森本剛総支配人「スキー場をこの地域に関心を寄せていただくきっかけとして、地域全体を歩きながら会津旅を楽しんでいただけるように、そういう独特のオンリーワンの地域を目指していきたい」

新しくなるスキー場に星野リゾートは、前年の1.3倍、およそ22万人の来場を見込んでいます。














