長崎県は6月12日から18日までの感染症発生動向調査の速報を発表しました。
いずれも県内で指定された医療機関から報告のあった患者数です。
新型コロナの患者数は前の週に比べて増加、インフルエンザ、ヘルパンギーナは減少しました。
新型コロナ前週から48人増

新型コロナウイルス感染症は、70の医療機関から360人の報告があり、前の週から48人増加しました。
定点当たりの報告数は5.14です。
定点当たり報告数の多い保健所は──
上五島保健所…21.67
県北保健所…5.75
壱岐保健所…5.67となっています。
インフルエンザは前週から減少し「4.47」


インフルエンザの報告数は前の週より18人少ない313人で、1定点あたりの報告数は4.47人でした。
地区別では、西彼保健所が10.33、長崎市保健所が7.59、県南保健所が5.75となっています。
■小児の夏風邪(ヘルパンギーナ)は前週から33人減

ヘルパンギーナの報告数は135人で、前の週に比べて33人減少しました。
定点あたりの報告数は3.07でした。
定点当たり報告数の多い保健所は──
対馬保健所…13.00
佐世保市保健所…5.53
県央保健所…3.86
また報告数の年齢別では──
1歳…33人
2歳…24人
3歳…21人 の順に多くなっています。
「ヘルパンギーナ」は発熱と口腔粘膜に現れる水疱性発疹で、主に4歳以下の乳幼児が罹患し、例年6月から7月に感染のピークがあるということですが、今年は感染の拡がりが早くなっています。