鹿児島県奄美大島では記録的な大雨による土砂崩れで、6つの集落で孤立が続いています。集落にけさ、支援物資が到着しました。

奄美地方では、2日連続で線状降水帯が発生し、記録的大雨となりました。

奄美大島の宇検村では、土砂崩れで道路が寸断され、6つの集落の365人が孤立し、停電も続いています。

けさは、村役場の職員らが発電機や支援物資などを漁船で運びました。

孤立した集落の住民
「島に来て40年、初めて経験する雨。(停電で)食べ物が腐らないか冷蔵庫が心配」

一方、瀬戸内町では8割にあたる、およそ4300世帯で断水が続いています。

けさは町の職員らが、取水口にたまった土砂を、重機を使ってかき出していました。断水の復旧の見通しは立っていないということです。