「子どもたちが・・・トラウマを負ったことは間違いありません」
子どもたちを救う活動を続ける『セーブ・ウクライナ』の代表は、1度ロシアに連れ去られた子どもたちは、ウクライナに戻れたとしても問題が残ると話す。

『セーブ・ウクライナ』 ミコラ・クレバCEO
「子どもたちが誘拐や連れ去りによって、トラウマを負ったことは間違いありません。半年以上ロシアで過ごした子は、不安が強くなるので、精神的健康を取り戻すためにカウンセリングを行います」
トラウマを負えば、中にはPTSDに陥る子も少なくないだろう。だが駒木氏によればプーチン氏は、罪を犯した自覚など無く、国家元首である自分にICCが逮捕状を出すとは思っていなかっただろうという。
朝日新聞 駒木明義 論説委員
「プーチン氏は彼自身の信念に基づいてやっているので、連れ去ったこと自体は認めている。彼の世界観から言うと『ネオナチになってしまった国家からネオナチの教育を受けないで済むように子どもたちをロシアに保護している』と本人は信じている…」
(BS-TBS 『報道1930』 6月19日放送より)