山形には、冷やしラーメンに冷やしシャンプーと、夏を彩る「冷やし文化」があります。
そして、山形県米沢市の小野川温泉では、20日から、新たな「冷やし文化」が始まりました。
鈴木アナウンサーのリポートです。

米沢市、小野川温泉の登府屋旅館です。
こちらで20日始まったのが・・・
登府屋旅館・遠藤直人さん「こちらが冷やし水風呂です」
鈴木アナ「冷やし水風呂!?」
そう!冷たいはずの水風呂を、さらに冷たくした…その名も「冷やし水風呂」です!
登府屋旅館・遠藤直人さん「見た感じは普通の水風呂と変わらないと思いますが、まずはサウナに入っていただいて汗をかいて、水風呂を体験してみてください」
サウナに入って、準備万端、整いました!
いよいよ冷やし水風呂に入ります。
鈴木アナ「そのまま入っていいそうです。冷たい!うおー冷たい!世界が変わりました。氷水を超えたちょっと気持ちいいけど震えるくらいの冷たさです。あーでも気持ちいい!」

登府屋旅館・遠藤直人さん「香りのところでハッカ油が入っている。ハッカの香りでスース―する」
さらに、クエン酸と重曹を混ぜたもので炭酸を作り出します。
シュワシュワ感も冷たさを演出します。水風呂から上がったあとは森林浴をしながら身体を休めます。
鈴木アナ「冷たい水風呂上がりあとのハッカのスースー感がまた気持ちいいですね」
遠藤さんは、コロナ禍が落ち着いた今だからこそ、山形発の新たな冷やし文化で観光誘客につなげたい力を込めます。
登府屋旅館・遠藤直人さん「山形で初めてだと思うが、貸し切りのお風呂なので、お客さまの好きなように使っていただける」
(Q冷やしラーメン、冷やしシャンプーに続く山形の冷やしの?)
「新たな1ページになるといい」

冷やし水風呂は、貸し切りサウナの利用客限定です。
申し込みは「水曜日の小野川温泉」で検索して下さい。