つるっとした見た目に、プルンとした食感が特徴の「ジュンサイ」。福島県北塩原村の裏磐梯では、夏の味覚「ジュンサイ」の摘み取り体験が始まっています。
熊崎結萌アナウンサー「私が来ているのははジュンサイ池。初めての摘み取り体験です」
ジュンサイはスイレンの仲間の水草で、標高およそ800メートルにある裏磐梯のジュンサイは、冷たくきれいな水のおかげで一般的なジュンサイよりも「ぬめり」が多く、プルンとした食感も強いと言われています。
今回、熊崎アナも体験させてもらうことに。教えていただくのは裏磐梯エコツーリズム協会の長岡幸二さんです。まずは摘み取り方。
長岡さん「広がっている葉っぱこれをまずかき分ける」
すると・・・。
「縮こまっている新芽が見える。これを爪で切り離す感じで取る」
そして、木製の小船に乗り、体験スタートです!

熊崎アナ「水がひんやり冷たくて気持ちいい。ありました。ちゅるんちゅるんです。本当に簡単に取れました。」
北塩原村では、50年以上前から栽培されてきましたが、高齢化や後継者不足などで農家の数も生産量も大きく減っています。
ジュンサイ農家・佐藤禮子さん「後継者いない、この辺には。そんなに量も取れなくなったし」
村では、特産品を守っていきたいという思いから、放置されていた沼を復活させるため、11年前から摘み取り体験を始めました。
体験していた人「神奈川(から来た)。毎年来ます。今なかなかジュンサイって売っていないし、手に入らないので結構貴重」
黙々と摘み取ること20分・・・
熊崎アナ「20分ほどやってこれだけ取れました!」














