ロシアで収監中の反体制派指導者ナワリヌイ氏が、過激派を組織した罪などに問われた新たな裁判が始まりました。最長で懲役30年を科される可能性があるということです。

プーチン政権を厳しく批判してきた反体制派の指導者ナワリヌイ氏の新たな裁判は19日、収監されている刑務所の中で始まりました。

ナワリヌイ氏は今回、過激派を組織した罪などに問われていて、有罪となった場合、最長で懲役30年が科せられる可能性があるということです。

ナワリヌイ氏をめぐっては、これまでに詐欺などの罪で懲役9年の判決を受けるなどしていて、今月初めには支持者らが釈放を求めて抗議デモを行い、100人以上が拘束されています。