新潟市内の夏祭りでは最も早く開催される西蒲区の『まき夏祭り』。
最終日となる18日には『にしかんパレード』が行われました。
観客のお目当てのひとつが、東京ディズニーリゾート40周年を記念したスペシャルパレードです。
悪天候で中止になった後、新型コロナウイルス禍で間近に見ることも叶わず、地元の人が待ちに待ったミッキーマウスの登場に、西蒲区の人口を上回るおよそ6万人が集まりました。

「ミッキー見るの、ミッキー見るの」

「ミッキー、ミニーちゃん」

地元の人はこの「ディズニーパレード」を心待ちにしていました。
「雨とかで中止になっちゃったりしていて毎回悲しかったので…」

2019年は悪天候で中止に。
翌2020年は新型ウイルスの感染拡大で中止になっていたのです。

3度目の正直で、嬉しさも“通常の3倍”です。

「本当に楽しみです。楽しみで全然眠れなかったです」
Q「ミッキーとミニー来たら手振る?」
【子ども】「振る。高く手振って、パパに抱っこしてもらって手振る」
Q「お父さんどうですか?」
【父親は】「順番に抱っこして間近で見せたいと思います」

抱っこでは高さが足りないかも…と急遽、肩車の練習もはじめていました。
そして、ついに始まった“ディズニースペシャルパレード”。
ミッキーとミニーを先頭に、おなじみのキャラクターたちが続きます。

主催者によりますと、集まった観客は6万人。
西蒲区の人口5万4000人を“超える”人だかりです。

「親:ほら上の方。子ども:ミッキーこうしてる!親:ミッキー!って!子ども:叫んじゃダメだよ。ママがダメって言うんだから」
肩車を練習していた親子のもとにも、ミッキーとミニーが近づいてきました!
順番こに肩車をします。
「ほら!見えるでしょ?見える?見える!おっけ!いいよ」
最後はお母さんも子どもを抱っこ。

「楽しかった可愛かった。子どもたちが喜んでくれたら仕事も休んできたかいがありました」
「普段あっちに行かないと会えないので来てくれて本当に嬉しかったです」
「グーフィーが手振ってくれた」
西蒲区に訪れた“夢の時間”。
忘れられない、この夏最初の思い出となりました。
