反転攻勢を続けるウクライナ軍は、南部や東部でわずかに前進したと伝えられています。ロシア軍との激しい戦闘で双方に多くの死傷者が出ているとの分析も発表されています。
ゼレンスキー大統領
「我々の部隊は前進している。一つの位置から別の位置へと、一歩一歩前に進んでいる」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、18日、このように話したうえで、東部ドネツク州の一部でロシア軍を効果的に撃退したと指摘。また、ウクライナ空軍は南部へルソン州でロシア軍の弾薬庫を破壊したと発表しました。
一方、親ロシア派当局者は南部ザポリージャ州の集落が奪還されたと明らかにしました。
事実であれば、反転攻勢を開始して以降、ウクライナ軍は8つ目の集落を取り戻したことになりますが、親ロシア派当局者はおよそ10時間後、発表を打ち消していて、一進一退の攻防が続いていることをうかがわせています。
こうした中、イギリス国防省は、南部と東部で激しい戦いとなり、双方に多くの死傷者が出ていて、ロシア側については、3月のバフムトでの戦闘以来、最も多くなっているとみられるとしています。
ロシア兵の戦死者をめぐっては、イギリスBBCなどが16日、名前が確認できただけで2万5000人以上にのぼるとする調査結果を発表。高齢の兵士の死亡も確認されていて、71歳の志願兵もいたとしています。
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