新潟県佐渡市の沖合で18日、男性の遺体が漂流しているのが見つかりました。
15日には佐渡発のカーフェリーの乗客が海に落ちた恐れがあるとして捜索が行われていました。

佐渡海上保安署によりますと、18日午後2時ごろ、佐渡市両尾付近を散歩していた男性が、約20m沖合で人が漂流しているのを発見し、110番通報しました。漂流していた人は、死亡が確認されました。
遺体は、身長170cm・中肉の男性で、50歳以上とみられるということです。死因は不明で、死後3~4日が経過しているとみられています。
灰色地のストライプ柄の長袖シャツ、紺色ジーンズ姿で、灰色の運動靴を履いていました。
佐渡海上保安署が身元の確認を進めています。

周辺の海域では14日夜に両津港を出たカーフェリーから乗客1人が転落した恐れがあるとして、新潟海上保安部が捜索していました。船からリュックサックの忘れ物が見つかり、乗客の人数を調べたところ、下船時の人数が乗船時より1人少ない可能性があることがわかったためで、15日からの捜索では転落者は見つかっていませんでした。