長崎住吉郵便局の元局長が、架空の貯金話を名目に16億円以上をだまし取ったとされる事件の裁判が26日、結審し、検察側は懲役9年を求刑しました。

起訴状などによりますと、長崎住吉郵便局の元局長 上田 純一被告(69)は、2014年から2021年までの間、知人や顧客など29人に対して、『架空の貯金話』を持ち掛け、総額およそ4億3千万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。

長崎地裁で開かれた今日の裁判で、検察側は「郵便局長という地位を利用した巧妙な手口で極めて悪質な犯行。常習性は他に類を見ないほど根深い」として懲役9年を求刑しました。

一方、弁護側は被告が自首していることや、被害者に対して日本郵政グループから補償が行われているなどとして情状酌量を求めました。

警察の捜査で、総額およそ16億円を騙し取ったとされる上田被告。
判決は、7月26日に言い渡される予定です。