日本学術会議の幹事会が開かれ、内閣府の担当者が学術会議の在り方の見直しを議論する「有識者懇談会」を設置する方針などを説明しました。
政府は当初、学術会議の会員の選び方などを見直す法律の改正案について、今国会に提出する方針でしたが、学術会議側の猛反発を受けて、4月20日に今国会への提出を見送り、再度議論を進めるとしていました。
「有識者懇談会」は担当の後藤大臣のもとに設けられ、アカデミアや経済界などから学術に関わる知識経験を有するメンバー10人程度で構成される予定で、現在調整中だということです。
学術会議の梶田会長については、当事者なので懇談会のメンバーにはならないものの、懇談会には参加して議論に加わってもらいたいと要請しました。
梶田会長は議論には参加するとした上で、議論の範囲を「学術会議法の改正案か、それとも法人化か」という論点にとどめるのではなく、▼日本の学術体制全体の根本的見直しについて議論することや、▼スケジュールありきの運営にしないこと、▼懇談会は公開が望ましいなどの要望が出されました。
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