森は自然のままに放置するだけではその力を発揮させられない

鹿留カヌー工房 山田恭嗣さん:
カヌーは10年前から漕ぐ方をやっていて、森がしっかりしていると湖とか川もきれいになると学んだ。森を大切にする。人と森をつなぐような自分しかできない仕事がしたいと思ったことがきっかけ。


水源や木材となって私たちの暮らしを豊かにしてくれる森。


山田さん:
ここも針葉樹ですね。スギとかヒノキをおそらく30年くらい前に植林した場所じゃないかな。

ただし、自然のままに放置するだけではその力を発揮させられないと山田さんはいいます。


山田さん:
間伐が進んでいなくて木が細いまま。あまり育っていないですよね。一回手を入れたからには、しっかりと最後まで責任を持つというのを是非やらなきゃいけないと思って。

そこで、森の保全に役立てるためカヌーの材料は地元の間伐材を使います。