熊本市中央区を通る県道、通称「電車通り」で去年から死亡・重体事故が多発しています。いったいなぜ同じような場所で事故が相次ぐのでしょうか。
去年4月、熊本市中央区水前寺公園で横断歩道を渡っていた70代の女性が乗用車にはねられ死亡しました。

さらにこの事故から約1年の間に電車通りでは、4件の死亡・重体事故が起きています。
事故はいずれも夜間に、熊本市電の電停・国府(こくぶ)から市立体育館前までの約600mの区間で起きました。実際に夜、電車通りを車で走ってみると…

夜でも街灯が多く、見通しも比較的良い場所です。なぜ、この場所で事故は起きるのでしょうか。
熊本東警察署 交通第一課 工藤智之 課長「(繁華街方面から)水前寺公園界隈になると少し車の流れがよくなって、若干速度が乗ったり、気がゆるんだりということはあると思う」

警察が要因のひとつと考えているのが、現場付近が市街地の混雑から抜けるエリアであること。
さらには、並走する市電やバスのほか交通量の多い自転車などドライバーにとって注意を払わなければならない要素が多い点も指摘します。

一方で、事故のうち2件は、歩行者が道路を横断していた時に起きました。
記者「奥にある信号から私の後ろの横断歩道までの距離はおよそ230m。その間には、歩行者に向けて【横断禁止】の標識が出ています」

警察は歩行者にも注意を呼びかけるため近くの店舗に啓発のポスターを配りました。
事故現場近くの店主「(歩行者が)見やすいように(店の)横に貼っている。用心するしかなかもんね」

今後はこの区間の街灯10か所に注意喚起の看板も設置する予定です。














