新型コロナウイルス対策としてのマスク着用が3月13日に個人の判断に委ねられてから3か月余り。14日、岩手県内の母親らでつくる団体が、教育現場での子どものマスクの着脱に関する要望書を県に提出しました。
14日、盛岡市の任意団体「子どもの未来をつなぐ会」の伊藤倫子代表と、「いわての子どもたちの未来を守る会」の佐々木公一代表らが県庁を訪れ、県医療政策室と県教育委員会事務局の担当者に要望書を提出しました。
要望書では、マスクを着けることによって熱中症やコミュニケーションの弊害のリスクが高まることも子どもたちに伝えるよう求めています。
県は、マスクの着用について様々なリスクや多様な考え方があるとした上で、適切な対応を検討し文書で回答すると応じました。
改めて5類移行後、学校に求められている平時の感染症対策です。
・まずマスクについては3月13日以降「着用を求めない」ことが基本。
・発熱等の症状がある場合に登校を控えるよう周知。
・こまめな手洗いを指導することとなっています。
一方、流行時には、
・教職員がマスク着用
・児童生徒に着用を促す
としていますが、いずれにしても着脱は個人の判断。今回の要望では長年のマスク生活で子どもが自身でマスク着脱の判断するのが難しくなっているという意見も出されました。
同じクラスの中でも一人ひとりの判断が尊重される大前提に立った上で、自分はどうしたいのか、それはなぜなのか、お父さんやお母さんはどうしているのか、学校や家庭で話し合ってみるのも良いかもしれません。
ところで岩手県は14日、6月5日から11日までの新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。1定点医療機関の1週間あたりの感染者数は平均して4.87人で、前の週を下回りました。
保健所別にみると釜石が15.67人、奥州が8.14人、二戸が5.33人、県央が5.22人などとなっていて県全体の平均は5月17日に定点あたりの感染者数の発表が始まってから初めて減少に転じました。
定点医療機関になっている県内63か所の1週間の感染者数は合わせて307人で、前の週から99人減っています。
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