自衛官による銃乱射事件。約40年前、山口県でも同様の事件が起きていました。

1984年2月27日午前、山口県山口市の陸上自衛隊山口駐屯地山口射撃場で、射撃訓練中の2等陸士の男(21)が、いきなり持っていた銃を発砲。隊員4人にけがをさせ、車で逃走しました。

男は車を乗り捨てて付近の山に逃げ込みましたが、事件発生から5時間後に逮捕されました。撃たれた隊員のうち、1人は翌日死亡しました。


男は事件当時、心神喪失状態だったとされ、不起訴処分となりました。