最高裁の戸倉三郎長官は各地の裁判所のトップが集まる会議に出席し、去年相次いで発覚した裁判所の記録廃棄問題について「原因は最高裁の対応の不適切さにあったもので、反省している」と述べ、記録は国民共有の財産として適切に保存していくことが重要だという認識を示しました。
最高裁 戸倉三郎長官
「歴史的・社会的意義を有する多くの記録が失われる事態となった原因は最高裁の対応の不適切さにあったもの、そのことを率直に反省しています」
全国の高等裁判所の長官や地方裁判所の所長らが集まる会議で冒頭、挨拶を行った戸倉三郎長官は、このように述べた上で「国民共有の財産として記録の適切な保存に向けた運用を確保していくことが重要だ」と指摘しました。
裁判所が保管する記録をめぐっては去年、神戸連続児童殺傷事件など本来、永久保存すべき重大事件の記録が相次いで廃棄されているのが発覚し、最高裁は先月、調査報告書を公表し、謝罪しています。
戸倉長官は会議でこのほか、デジタル化が先行している民事訴訟の分野で「審理期間の長期化などの課題に対応することが求められる」と指摘。
さらに、法整備に向けて検討段階にある刑事事件の裁判のデジタル化についても、「合理的な運営の在り方を検討することが求められる」と述べました。
注目の記事
「病院で顔面蒼白に…」給食のリンゴをのどに詰まらせ意識不明 意識戻らぬまま3歳に…24時間つきっきりの在宅看護 家族の今は【前編】

【画期的】異国の地で息子が過労自死…「元気だった息子を返して。二度と犠牲者を出さない決意を社会に示して」再発防止を希求した遺族の闘い 企業と共同で「海外派遣者健康管理マニュアル」を策定

“チャーハン症候群”にご注意! においや味で見分け困難…熱に強い食中毒菌 対策は?【Nスタ解説】

気がつくと指がボコボコに…1本の指に数十個の“水ぶくれ” 夏に増える「汗疱(かんぽう)」とは? 水虫との違いや予防策を医師が解説

「もや」と「霧」の違いとは?気象の世界では明確な定義が!

【詐欺の実態】「100%損失しない」「あなたに逮捕状」 拡大する特殊詐欺









