NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長はアメリカでバイデン大統領と会談し、ロシアに対するウクライナの反転攻勢は「進展を遂げている」と述べました。

ストルテンベルグ事務総長
「我々がともにウクライナに提供している支援は今も戦場で変化をもたらしている。なぜなら攻勢が開始され、ウクライナ軍は進展、前進しているからだ」

ストルテンベルグ事務総長は13日、ウクライナがロシアに対し本格化させている反転攻勢について、「進展を遂げている」と指摘したうえで、「まだ初期段階ではあるが、ウクライナが奪還できる領土が多ければ多いほど、交渉の席でより強い手札を持つことができる」と述べました。

ウクライナは12日までに南部と東部であわせて7つの集落を奪還したとしています。

これに対し、バイデン大統領はウクライナへの支援について、来月開かれるNATO首脳会議で「同盟国はさらにこの勢いを強めていくことになるだろう」と述べました。