◆44日間で約2万5000キロ
今回の日章丸・同乗取材も終わりに近づいた。
RKB久間直樹「44日ぶりに東京湾に戻ってきました。ペルシャ湾沿岸の産油国と日本とを結ぶオイルロード、日章丸が往復した距離はおよそ2万5000キロに達します。」
原油を満杯にした日章丸の船底は今、水面下20メートルにある。6階建てのビルを抱えた状態で帰りは航行してきた。
◆変わらぬ“原油の重要性”

日本に輸入される原油の8割以上(83% 2012年)を、ペルシャ湾沿いの産油国が占める。シェール革命など、エネルギーをめぐる環境は大きく変化し始めているが、原油の重要性は変わっていない。日章丸はきょうも、オイルロードを行く。