今月5日付で日銀長崎支店長に就任した黒住 卓志支店長が着任会見を開き、専門の視点をいかした経済問題へのアプローチに意欲を示しました。

黒住 卓志 新支店長は岡山県出身の49歳で、1999年に日本銀行に入行。

入行後、アメリカのカーネギー・メロン大学で経済学の博士号を取得し、今月まで本店企画局の政策調査課長を務めました。

13日の会見で黒住支店長は、“観光資源の豊富さ”が長崎の魅力とした上で、経済学の専門家の視点で、問題の分析に努めたいと述べました。

黒住 卓志支店長:
「長崎の中で起こっているあらゆる経済問題について、私なりに“こういう考え方もあるんじゃないか”ということを、いろいろとご提示させていただきまして、そういうところが仮にでも役に立てれば、幸いだと思っております」

一方、おととし9月から支店長を務めていた鴛海 健起 前支店長は、本店の調査統計局・参事役に異動しました。