ここ数年、売り手市場が続いている高校生の就職ですが、7月1日に迫った求人票の公開を前に、製造業への関心を持ってもらおうと企業ガイダンスが行われました。
製造業の企業ガイダンスが行われたのは、福島県棚倉町にある修明高校です。就職や進学を控えた3年生、およそ120人が参加しました。
福島県は、製造品の出荷額が東北で最も大きいなど製造業が盛んな県ですが、地元の製造業では、特に若手人材の確保と技術の継承が課題となっています。そのため、ふだん製造業に接する機会の少ない、普通科などの高校生にその魅力を知ってもらおうと、県が主催して企業ガイダンスを開きました。
参加した企業の担当者は、製造している商品の特徴を紹介したり、休暇制度など福利厚生が充実していることなどをアピールしたりしていました。
参加した企業「今企業では若い力が非常に不足していますので、フレッシュな高校生を少しでも採用したい」
高校生は、熱心にメモをとるなどして、就職活動の参考にしていました。
生徒「企業ではどんなことをしているのか色々知れたので、それを参考にして自分に合った企業に就職できるようにがんばっていきたい」
県では、企業ガイダンスのほかに高校生を対象にしたものづくり企業の見学会なども開くことにしています。














