岩手県釜石市の野田武則市長は13日、11月17日の任期満了に伴う市長選に出馬せず、今期限りで退任する意向を明らかにしました。
これは13日の釜石市議会一般質問での答弁で野田市長が明らかにしたものです。野田市長は「震災復興に関連するハード事業が全て完了し、第6次釜石市総合計画で進むべき方向性は示した」として、「将来像の実現は次の市長に託す事を決断した」と退任を表明しました。
野田市長は釜石市出身の70歳で、2007年に現職市長の死去に伴う選挙に出馬し無投票で初当選しました。1期目途中には東日本大震災が発生し、その後も3期連続無投票で当選していて現在4期目です。