13日午前、岩手県北上市の中学校の敷地に子グマ1頭が出没しました。

子グマが現れたのは北上市相去町滝の沢の市立南中学校です。学校関係者によりますと13日午前11時前、学校の校庭の道路に面するフェンス沿いを歩いている子グマ1頭を職員が目撃しました。この時間は授業中でしたが、外にいる生徒や職員はいませんでした。子グマはその後フェンスを越えて道路を渡り、総合運動公園方面に立ち去ったということです。学校では昼休みに生徒が校外にでないよう指導し、1階のドアや窓に鍵をかけるなど対応に追われました。下校時や部活の対応は、現在検討中とのことです。この中学校の近くでは今月7日にもクマが目撃されていて、警察が付近をパトロールするなど警戒しています。