山梨市役所が自動で走行するロボットを使って来庁者を案内する実証実験を始めました。

そのロボットは「KettyBot」で、高さ1m12cmで、高性能のセンサーとナビゲーションシステムを搭載しています。
来庁者はモニターに表示される行きたい部署を選んでタッチすると…
ロボット:
ご案内いたします。

ロボットは人がゆっくりと歩く速さで自動で走行し、目的地まで誘導します。
人や障害物は自動で避け、荷物を置くスペースもあります。
ロボット:
福祉課に到着しました。

山梨市役所本庁舎の総合窓口は来庁者の案内業務が多い日で1日80件あり、時間帯によって混雑することもあります。

このため市は案内業務を円滑に進めようと、ロボットによる実証実験を始めました。

山梨市 総合政策課 デジタル戦略推進担当 堀内聖斗さん:
(市民のみなさんには)お気軽にお使いいただきまして職員としても案内業務以外のところでも様々な使い方がないか検証する中で業務への応用的な部分を検討していきたい。

ロボットは総合窓口の近くに設置され、山梨市は6月23日まで実証実験を行なって本格的に導入するか検討します。














