道端で倒れて心肺停止となっていた女性を救助したとして、新潟市の30代の男性に消防から感謝状が贈られました。

新潟市消防局に表彰されたのは新潟市秋葉区の会社員 古俣甲太郎さん(31)です。

今年1月、新潟市中央区の工事現場で作業していた古俣さんは、近くの歩道で倒れた70代の女性を発見。心肺停止の状態で、古俣さんは別の通行人が119番通報したことを確認するとともに、講習で学んでいた心臓マッサージを速やかに施しました。女性はその後、病院への搬送中に心拍が再開したということです。

【古俣甲太郎さん】
「はじめ見たときはパニックになったが、すぐに体が動いた。自分の力で役に立ててよかった」

新潟市消防局は、古俣さんの勇気と行動力で命を救えたことに感謝するとともに、救命措置の講習会へ多くの市民に参加してほしいと呼びかけました。