三笘は「バロンドールを獲れるような選手を目指して」
野村アナ:ヨーロッパでたくさん活躍してる日本人もいますよね。やはり三笘選手の存在感っていうのは外せないと思うんですけども、三笘選手とは直接お会いされたんですか。
森保監督:直接は会っていない。試合は見ました。
野村アナ:試合を見られていかがでしたか。
森保監督:イングランドのFAカップの準決勝を見ましたけれども、対戦相手もマンチェスターユナイテッドということで。世界的にも有名で強いチームを相手に、やはり存在感を発揮していて、チームの攻撃の糸口となる、チームの中でもチームメートに頼られる存在という部分では、すごく頼もしさを見させてもらえました。
野村アナ:今後、三笘選手に期待したいこと、そして今回の6月、三笘選手をどう活かしていくのかをお聞かせください。

森保監督:三笘には、今は天井だとは思っていないので、もっともっといい選手を目指して、世界の中でもバロンドールを獲れるような選手を目指して、さらに成長してほしいなと思います。今プレミアリーグで彼の輝きを放って、評価もされていますけど、攻撃の部分でも間違いなく素晴らしいんですけど、実は守備の部分であったり、チームに貢献するっていうプレーもすごくて。
ただ上手いだけではなくて、やはりチームに貢献する守備もできて、かつ自分の良さを攻撃の部分で発揮できるというところを、代表チームにも更なる影響を及ぼしてほしいと思いますし、日本のサッカーの発展にも・・・そういうところを見てもらえるように頑張ってほしいなと思います。彼を活かすということに関しては、武器ははっきりしていますので、攻撃の部分でサイドの局面を崩してゴールする。そして、ゴールチャンスを作るというところをチームとして、彼の良さを引き出せるように準備して戦いたいと思います。
野村アナ:改めて今回のキリンチャレンジカップの中で意気込みをお聞かせください。
森保監督:今回も素晴らしい相手とキリンチャレンジカップでは試合をさせていただきますので、まずは勝利を目指してサポーターの皆さんに喜んでいただく。そしてテレビの画面を通して応援してくださっている方々に喜んでいただける結果を求めて戦っていくということを忘れず、かつ選手層・チームの土台づくりを、より広げて強化していけるようにチャレンジするところはチャレンジして。結果とチャレンジをしっかりできればと思っています。
野村アナ:楽しみにしています。頑張ってください。
森保監督:ありがとうございます。「強度」はすごいですね。

野村アナ:いやいや全然・・・
森保監督:またよろしくお願いします。頑張っている選手たちがいっぱいいますので、同世代の人たちが。
野村アナ:勇気と刺激を、それこそいただいています。
森保監督:そう思っていただけるように頑張ります。ありがとうございます。