11日まで行われていた体操の全日本種目別選手権で、エムズスポーツクラブの南一輝選手が「ゆか」と「跳馬」の2種目で優勝し、世界選手権への切符を手にしました。

 岩手県内で体操教室を開くエムズスポーツクラブに所属する南選手は、11日行われた決勝で、「ゆか」はただ1人15点台をマークし5連覇。さらに「跳馬」も会心の演技を見せて優勝し、見事2冠を達成しました。
 この結果、南選手は今年9月から10月にかけてベルギーで行われる世界選手権の日本代表に選出されました。世界選手権の代表入りは2年ぶりです。
 南選手は、「2種目で優勝できて嬉しく思う。次は世界に自分の演技を見せつけたい」と意気込んでいました。