韓国に駐在する中国大使がアメリカとの同盟関係を重視する尹錫悦政権への不満を露わにする発言をし、韓国政府が反発したことを受け、中国政府は中国に駐在する韓国大使を呼び、深刻な懸念と不満を表明しました。
韓国最大野党の李在明代表は8日、東京電力福島第一原発の処理水をめぐり、韓国に駐在する中国の邢海明大使に海洋放出に反対するための共闘路線を持ち掛けました。
この提案の際、邢大使は「中国の敗北に賭ける人たちは後で必ず後悔する」と発言。アメリカとの同盟関係を重視する尹錫悦政権に対する不満を露わにしたものとされ、韓国外務省は邢大使を呼び、「内政干渉にあたる可能性がある」と抗議していました。
これに対し、中国国営の中央テレビによりますと、中国外務省の農融外務次官補は10日、中国に駐在する韓国の鄭在浩大使を呼び、韓国側の反応を「不適切」として深刻な懸念と不満を表明しました。
また、農外務次官補は「現在の両国関係の問題を深く反省することを希望する」として韓国側をけん制したということです。
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