■MLB エンゼルス 2ー6 マリナーズ(日本時間11日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地で行われたマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。第2打席でア・リーグ本塁打トップ19本のジャッジに1本差に迫る18号ツーランを放ち7試合連続安打をマーク。4打数1安打1本塁打2打点で打率を.281となった。エンゼルスは2対6で敗れ、連勝は5で止まった。

前日10日(日本時間)は今季3度目のサイクルヒットに王手と打撃が上昇してきた大谷。1回の第1打席、6月4日にメジャーデビューを果たし、この試合が2度目の先発となったB.ウー(23)と対戦。初顔合わせとなった大谷はじっくりボールを見極め、カウント2-2から154キロのストレートを打っていたが、やや動くボールを捉えきれずセンターフライに倒れた。

0-3と3点ビハインドの3回、2死一塁で大谷の第2打席。1球目、内角低め135キロのスライダーに豪快な空振り、2球目は同じ内角低めに135キロのスライダー。2球続けて同じコースへの同じ球種を逃さず完璧に捉え、ライトへ2試合連続となる18号ツーラン。ア・リーグトップ19本のA.ジャッジ(31)に1本差に迫った。

2‐5と3点をリードされた5回。2死二、三塁で迎えた第3打席はマリナーズ2人目、G.スパイアー(28)と対戦。カウント3-2からの8球目、外角低めギリギリに136キロのスライダー、大谷は見送ったがストライクの判定に思わず両手を広げ不満をあらわにした。ベンチからネビン監督も飛び出し、顔を真っ赤にさせながら猛抗議、今季3度目の退場処分となった。

8回、先頭打者で迎えた第4打席、マリナーズ4人目、A.ムニョス(24)に空振り三振。大谷は4打数1安打1本塁打2打点で打率は.281、7試合連続安打をマークし、ア・リーグ本塁打トップ19本のジャッジに1本差に迫った。試合はエンゼルスが敗れて連勝は5で止まった。