若い世代に防災の知識を身につけてもらい、地域のリーダーを担ってもらおうと、石川県が大学と連携して、学生の防災士を養成する講座を始めました。

防災士は、災害訓練や避難所の運営などを担う地域の防災リーダーの資格ですが、町内会などの推薦が必要なため、学生を含めた若い世代にとっては取得のネックとなっています。

石川県は、高齢化が進む自主防災組織を活性化しようと、金沢大学と協力して、今年度から学生を対象に防災士を育成する講座を始め、資格の取得にかかる費用は県が負担します。

金沢大学で開かれた初回の講座にはおよそ70人の学生が参加し、石川県防災士会の藤田武則事務局長が「積極的に役割を担う地域のリーダーを目指してほしい」と呼びかけました。

元消防職員の藤田さん

参加した学生の1人は「防災のことについて自分で学ぶ機会が、公民館でやっているかもしれないが、自分で行くことはないので、授業で取れるならいい。地域で行われるボランティアに関心が深まると思う」と話していました。

学生は、避難所の設営や救急救命処置などを4回に分けて学び、最終日に防災士資格の取得試験に臨みます。