大分県立国東高校で来年春から始まる「宇宙コース」について、国東市など9日、県教委に対して、専門的な教員や寄宿舎の拡張などを要望しました。

9日は国東市の松井市長をはじめ、姫島村を含む教育関係者らが県教委を訪れ、岡本天津男県教育長に要望書を提出しました。

要望書では国東高校で来年春から始まる宇宙コースについて、専門的な指導ができる教員や外部人材の配置を求めています。また、高校の寄宿舎が50人の定員に対して46人が利用しているため、宇宙コースに伴い施設の拡張が必要としています。

(国東市・松井督治市長)「地域の子どもたちが宇宙に夢を持ってもらいたい。宇宙産業がこれからの成長産業であることも変わらないと思うので、期待しています」

県教委は今回の要望事項を踏まえて、宇宙コースの全国公募に向けた準備を進める方針です。