きょう昼ごろ、千葉市で成田空港発のJR東日本の特急電車が緊急停車し、JR総武快速線などが一時運転を見合わせました。

きょう午前11時半ごろ、千葉市の稲毛駅付近を走行中の成田空港発大船・新宿行きの特急電車「成田エクスプレス」が緊急停車をしました。

JR東日本によりますと、稲毛駅を通過した直後、運転台にあるモニターに不具合を知らせる表示が出て、自動的にブレーキがかかったということです。

緊急停車した電車にはおよそ130人が乗っていて、乗客は安全確認後に午後1時半ごろ、臨時で停車した津田沼駅で他の電車に乗り換えたということです。けが人はいませんでした。

この影響で、▼総武線快速東京駅-千葉駅間の上下線が午後1時45分ごろまで運転見合わせとなりました。

また、▼総武線各駅停車幕張駅-千葉駅の上下線、▼成田線成田空港駅-千葉駅の上り線も一時運転を見合わせました。

あわせて乗客およそ3万人に影響が出たということで、JR東日本は詳しい原因を引き続き調べていくとしています。