愛媛県新居浜市内の保育園で、当時8か月の男の子が給食中に一時、心肺停止となる事故を受け、新居浜市は8日夜、市内の保育士を対象に救急救命の講習を実施しました。
講習を受講した市内の保育士およそ50人は、新居浜市消防本部の救急隊員から口に入れた食べ物が詰まった時に吐き出させる方法や、心肺蘇生などの方法を学びました。
先月16日、新居浜上部のぞみ保育園では、当時8か月の男の子が給食で出された生のリンゴを口にした後、一時、心肺停止となり現在も重体となっています。
講習では、人形を使って喉に食べ物が詰まった時には背中を連続して叩くことや、呼吸が止まった乳児の場合は指を使って胸を何度も押し続けることなどを学びました。
保育士
「思っていたよりもとても難しくて、実際にやってみると力がいったりとか難しさを感じた」
「やっぱり定期的にこういう講習を受けて思い出してしっかりと現場に生かしていけれたら良いなと感じました」
新居浜市では、市内におよそ700人いる全ての保育士を対象に、今年度中にこうした救急救命の講習を実施することにしています。
注目の記事
うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

