気象庁によりますと、東日本の太平洋側ではきょう(9日)昼前にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるということです。
前線が西日本から伊豆諸島付近へのびており、前線上の低気圧が近畿地方を東北東へ進んでいます。今後、前線上の低気圧は、東日本の太平洋沿岸部を東北東へ進む見込みです。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東日本の太平洋側では大気の状態が非常に不安定となる所があるでしょう。東日本の太平洋側では、2日から3日にかけての記録的な大雨の影響で、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まりやすい地域があります。
あす(10日)午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
関東甲信地方、東海地方 80ミリ
の見込みです。














【画像①~⑭】は、9日午前5時30分~9日午後7時までの、1時間おきの雨雲レーダーです。◎印はRSK山陽放送がある岡山市北区です。向こう14時間の雨雲レーダーは、TBS NEWS DIGアプリでご覧いただけます。

東日本の太平洋側では、土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。