山梨県の知事選告示の前日に南アルプス市議が議場で現金を配布した問題で議会として市民への報告を行うための検討会が開かれました。今月中のとりまとめを目指すとしています。


市民への報告事項検討会:
「法的な問題については整理をしないということであれば私たちの会派はこの委員を辞退する」
「(議論が)平行線の状態のものを市民の方に報告したってとても納得が得られない」

紛糾する会議。これは長崎知事を支援する「前進やまなしの会」の南アルプス支部代表である村松三千雄市議が知事選告示の前日に市議16人に平均およそ3000円の現金を議場で配布した問題について市民にどう説明するかの議論です。

4月末に問題が発覚してからおよそ1か月半がたち、議会として市民への説明を行うための検討会が始まりました。

6月12日までに現金授受の当事者が事実確認に関する報告をして6月末までに議会として市民への事実の説明を取りまとめたいとしています。

市民への報告事項検討会 河野木綿子 委員長:
(議会として)説明責任を先延ばしになってきたという事はあると思いますので、そこはしっかり果たしていきたい、早急に。

なお、現金の配布を巡っては一部市議の中で刑事告訴も検討されています。














