6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。福島市内の小学校では、子どもたちに正しい歯磨きを教える授業が行われました。
この授業は、正しい歯磨きの習慣を身につけてもらおうと、福島歯科医師会が行っているものです。授業では、子どもたちが普段行っている歯磨きを実践してもらいます。その後、磨き残しがピンク色になる特殊な薬を使ってみると…。
小学6年生「結構念入りに磨いているつもりなんですが、結構ピンク色になっていて」
磨き残しの多さに驚いている様子でした。では、磨くときに気をつけるべきポイントは…。
歯ブラシを鉛筆と同じようにもち、汚れがたまりやすい歯と歯茎の境目を、軽い力で小刻みに動かすこと。歯と歯の隙間や、奥歯の溝などは磨き残しが多いので、特に丁寧に磨くといいそうです。
小学6年生「染め出したら結構染まっていたので、これから虫歯にならないように努力していきたい」
おととしの県の調査では、県内の小学校で虫歯のある割合は53.4%と全国平均の39.0%を大幅に上回っていて、歯科医師会では食後の歯磨きの徹底を呼びかけています。