長野県の水防協議会が開かれ、県は、流域に住宅などがあるすべての中小河川について、2025年度をめどに浸水想定区域図を作る方針を説明しました。

水防協議会は本格的な雨のシーズンを前に開かれているもので、県や河川事務所、気象台などの12機関の関係者が出席しました。

この中で県は、今年3月までに県内319の中小河川について、住民に浸水リスクなどの情報を提供する「浸水想定区域図」を公表したことを報告。

その上で、2025年度までに流域に住宅などがあるすべての中小河川で「浸水想定区域図」を公表する方針を説明しました。

一方、気象台の担当者は、県内では9日午前0時ごろから6時ごろにかけて、南部を中心に大雨のピークになると説明。

県は、先日の大雨で、地中の水分が抜け切れていないため十分な警戒が必要だと呼びかけました。