全国で初めて導入した船でブランド力のアップにも期待です。沖合で飼育する養殖サーモンに陸上から遠隔で餌を与えられるシステムを搭載した船を、青森県内の企業が導入し、養殖施設がある今別町で7日公開しました。

※今野七海記者
「こちら自動給餌システムのバージ船です。陸からコンピューターによる遠隔操作でエサを与えています」

バージ船を全国で初めて導入したのは、青森市に本社があるオカムラ食品工業の子会社日本サーモンファームです。

これまでは、今別町の沖合で養殖するサーモンに餌を与えるため、1日に1回、4時間かけておよそ4~5人体制で海に出ていましたが、バージ船の導入後は簡単なコンピュータの操作で常に餌を与えられるため、1人体制となりました。

サーモンを養殖する12月から翌年6月までの7か月間は、天候が悪く海に出られない日が40日ほどありましたが、この課題も解決され、サーモンに餌を効率よく与えられるようになり、品質向上も期待できるといいます。

※日本サーモンファーム 岡村恒一会長
「モニターを見ながら給餌ができるので無駄な餌をまくことがなくなるということは環境負荷が減る。我々としては環境負荷を減らした養殖それをもっともっと推進したい」

オカムラ食品工業は、バージ船の導入を機にブランド力を上げ、東南アジアへの輸出量を増やしたいと意気込んでいます。